2008年9月10日水曜日

深大寺までウォーキング

週末に妻と深大寺までウォーキングした。

普通に歩いて30分強で到着するので、ちょうど良い負荷だ。往復すると多少歩いた感じがする。経路のほとんどが野川の脇の遊歩道だというのが良い。静かな川そばの緑の小道を歩くのは気持ちが良い。まだ湿度が高いので、しっかり汗をかく。これからの季節は乾燥するので、さらに快適だろう。

なお、少し前からスロトレもやっている。若いころと違って筋肉が弱っているため、歩くだけだと関節やスジを痛めることがあるからだ。足腰の筋肉はスロトレで補いながら、有酸素運動でリフレッシュさせるというのが良さそうに思う。

てくてくと歩いていると、だんだんリズムが体にできてくるのがわかる。エンジンがかかった感じだ。一定の距離を同じような歩調で歩き続けると、スイッチが入る。するとあまり歩くことには頭が使われなくなって、小さな思い付きの断片が頭に上っては消えてゆく。自己撞着に陥ってぐるぐる考えていたようなことも、意外とさらりと頭を通過してゆく。

歩くのと、生きるのは似ているように思う。

遅いスピードでてくてくとではあっても、歩き続けていれば意外と遠くまで行くことができる。私は時代劇が好きなので、最近ケーブルテレビの時代劇専門チャンネルを見ていたりするが、あの時代の人は、延々と歩く。深川から千住まで、箱根、京都、どんどん歩く。今の私たちと違って、歩くことと生きることがもっと密接に繋がっていたのだろうと思う。

深大寺まで行けば、おいしい蕎麦が食えるのが、もちろんいい。この日は『湧水』で堪能した。ビールを飲んでしまったので、帰りの行程は少し足が重かった。次はビールは止めておこうか。いや無理か。